公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は6日、2021年4~6月期の運用実績が4兆9819億円の黒字だったと発表した。黒字は5四半期連続。新型コロナウイルスワクチンの接種拡大に伴う景気回復への期待や主要国での金融緩和により、保有する外国株が上昇した。
 市場運用を始めた01年度からの累積収益額は100兆3182億円で、初めて100兆円を超えた。運用資産額は6月末時点で191兆6189億円に上り、累積収益額とともに過去最高を更新した。
 4~6月期の収益率は2.68%。保有資産別の収益額の内訳は、外国株が3兆9908億円でトップ。外国債が8873億円、国内債が2089億円と続いた。一方、国内株はコロナ感染再拡大への警戒感を背景に1051億円の赤字だった。 (C)時事通信社