新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、東京都の職員が6日、新宿区の繁華街を訪れ、午後8時以降も営業を続ける飲食店に対し、休業や時短営業を要請する文書を手渡して回った。
 休業要請は酒類を提供する店に対して行い、それ以外は時短営業を依頼した。猪口太一総合防災部長は「急激な感染拡大に危機感を持っている。飲食店の事情も理解できるが協力をしていただきたい。今後も丁寧な説明を続けていく」と理解を求めた。
 要請に応じない飲食店に対しては後日、特別措置法に基づく文書を送付。その後も営業を続ける場合は休業・時短営業を命令し、従わない場合は過料を科す。
 この日、訪問を受けた新宿駅近くの居酒屋店長は「突然やってきて一方的に要請なんてふざけている。協力金だって回ってきていないのに命令ばかりで、正直気分が悪い」と憤った。今後の対応については検討するという。
 訪問は2日から始めた。今後も警察官や消防職員らとともに新宿、渋谷、新橋などの繁華街を週2回程度訪れる方針で、対象地域の拡大も予定している。 (C)時事通信社