第103回全国高校野球選手権大会は10日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式が行われた。新型コロナウイルスの影響で昨年の第102回大会は中止となり、2年ぶりの開催。台風9号の影響で開幕が9日から順延された。大会は休養日3日を含み17日間の日程で行われ、決勝は26日の予定。
 開会式ではコロナ対策のため、49代表校の選手たちはマスクを着用。入場行進は右翼から場内を行進する通常の形ではなく、外野に整列後、本塁方向へ前進する形に簡素化された。俳優で歌手の山崎育三郎さんが大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱し、選手宣誓は小松大谷(石川)の木下仁緒主将が務めた。
 医療従事者への感謝を示すため、開幕試合の始球式は、元高校球児で今春から大学医学部で学ぶ、ともに19歳の吉田裕翔さんと嘉村太志さんが行った。開幕戦は日大山形(山形)が米子東(鳥取)を4―1で破った。
 今大会は、一般客は入れず、入場者は各校それぞれの関係者2000人程度とする。 (C)時事通信社