山形市で5、6両日、2年ぶりに夏の風物詩「山形花笠(はながさ)まつり」が行われた。新型コロナウイルス対策として、本来なら市中心部を練り歩くパレードを、市の野球場に移して実施。7日に市内の広場で行う予定だった演舞は新型コロナの感染拡大を受け中止した。
 開幕式で佐藤孝弘市長は「祭りの伝統を絶やしてはならないと、コロナ禍でもやれる形を模索した」と力を込めた。
 初日の踊り手は、例年の1日当たり約5000人から4団体326人と大幅に絞り込んだ。参加者はマスクを着用し、球場の明かりに照らされながら、花がさを使った華やかな舞いを披露した。
 観客は、事前に申し込みをした県内在住者に限定。市内から訪れた70代の男性は「毎年通っている祭り。昨年は中止で寂しかったが、きょうは楽しい1日を過ごせた」と話した。 (C)時事通信社