【ワシントン時事】米国で東京五輪の独占放映権を持つメディア大手NBCユニバーサルは9日、中継した17日間のプライムタイムの平均視聴者数が約1550万人だったと発表した。米メディアによると、2016年のリオデジャネイロ五輪から42%の大幅減で、夏季大会の視聴者数としては、1988年のソウル五輪以来の低水準にとどまった。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などによると、NBCユニバーサルのスポーツ部門責任者は「新型コロナウイルスがスポーツにもたらした衝撃を踏まえ、視聴者数(の少なさ)は覚悟していた」と述べ、コロナ禍で大会が1年延期されたことが影響したと分析。一方、広告販売はリオ五輪を上回り「収益面では上々だった」と語った。
 米国での視聴者数低迷は、日本との時差のため、競技放映時間には多くの国民が結果を知っていたことも一因とされる。ただ、日本と時差が近い08年の北京大会は、平均2720万人が視聴していた。 (C)時事通信社