武田薬品工業や京都大学などは10日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた再生医療の新薬開発を進めるバイオベンチャーを設立したと発表した。武田と京大iPS細胞研究所の共同研究から、重度心不全と1型糖尿病の治療用細胞の開発を承継。早期の実用化を目指すとともに、2026年の株式上場を目指す。
 ベンチャーのオリヅルセラピューティクス(京都市)には武田や京大、SMBCベンチャーキャピタル(東京)などが計約60億円を出資する。武田の子会社ではなく、独立した企業になる。26年までに重度心不全と糖尿病については臨床試験(治験)データの取得を目指す。 (C)時事通信社