全国知事会の飯泉嘉門会長(徳島県知事)は10日、新型コロナウイルスワクチンをめぐり、河野太郎規制改革担当相とテレビ会議を開いた。飯泉氏は冒頭、国が示した配分方法では接種スピードが速い自治体ほど受け取る量が減ると反発し、見直しを要請。意見交換は非公開で行われ、終了後に取材に応じた飯泉氏によると、河野氏は要請に対し「9月13日以降で何とか措置ができれば」と応じたという。
 国が自治体に示した8月30日~9月12日の米ファイザー製ワクチンの配分量は、各都道府県に配分予定の総量から、これまでに配分済みの分を差し引いて算出している。これに対し飯泉氏は「接種が進んでいるところこそ、大きなブレーキがかけられている」と不満を述べた。
 飯泉氏はこの後、田村憲久厚生労働相ともテレビ会議で意見を交わし、感染力やワクチンへの抵抗力が強いとされるペルー由来の「ラムダ株」への対応強化などを求めた。 (C)時事通信社