【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は11日、妊娠中の女性が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けても、流産のリスクは高くならないとする調査結果を公表した。その上で、妊娠中または最近まで妊娠していた女性が新型コロナに感染した場合、重症化するリスクが高いとして、ワクチン接種を受けるよう勧告した。
 CDCによれば、妊娠20週以前にワクチン接種を受けた約2500人を調査した結果、流産のリスクは通常と変わらなかった。別の調査では、妊娠後期の女性や新生児に関しても、ワクチン接種による安全面の懸念は確認されなかった。
 一方、妊娠中や終了後42日以内に新型コロナに感染すれば重症化しやすい上、妊娠中の感染で早産のリスクも高まることも分かった。CDCは「妊娠中にワクチン接種を受けるメリットは、既知ないし潜在的なリスクを大きく上回る」と結論付けた。 (C)時事通信社