日銀が12日発表した7月の国内企業物価指数(速報値、2015年平均=100)は、前年同月比5.6%上昇の105.7と、5カ月連続で上昇した。08年9月以来、12年10カ月ぶりの高い伸び率。新型コロナウイルスのワクチン接種進展に伴う世界経済の回復で原油などの国際商品市況が上昇、企業物価を押し上げた格好だ。
 品目別で伸び率が高かったのは、石油・石炭製品の38.8%、木材・木製品の33.1%、非鉄金属の32.3%など。また、鉄鋼が11.8%、化学製品が10.9%伸びており、原料値上がりを受けた価格転嫁の動きもみられた。 (C)時事通信社