JFEホールディングス=2022年3月期の連結業績予想を売上収益4兆1700億円(従来予想3兆9300億円)、事業利益3500億円(2000億円)、純利益2400億円(1300億円)に上方修正した。原材料となる鉄鉱石や石炭の国際市況高騰を受け、在庫評価益が膨らむほか、販売価格の引き上げによる利幅の改善を見込む。 
 鋼材価格は4~6月期がトン当たり8万7600円(前年同期は7万5300円)、7~9月期は10万円程度(7万1000円)を想定する。オンラインで会見した寺畑雅史副社長は、値上げについて「採算の悪い品種は売れなくなっている。輸入材も高くなっている中で、顧客もどう供給するかを理解していただいて、値段の交渉をする」との方針を強調した。
 21年4~6月期の連結決算は増収で、純損益は黒字転換した。新型コロナウイルスの影響で鋼材需要が大きく落ち込んだ前年同期から回復。海外子会社の利益貢献も目立った。(C)時事通信社