東京パラリンピックの聖火リレー行事が12日、本格的に始まり、聖火の種火をともす採火式が全国各地で開催された。地域の特色を生かした方法で起こした炎を集めるが、静岡、千葉、埼玉、東京の1都3県の公道で17日から予定されていたリレーは大半が中止に。東京五輪同様に新型コロナウイルスの影響が色濃く表れた形で24日の開幕を迎える。
 12日は、東日本大震災被災地の岩手県陸前高田市で、神戸市の「1・17希望の灯(あか)り」の火から分けられたことで知られる「3・11希望の灯り」から採火。沖縄県糸満市にある平和祈念公園の「平和の火」からも種火をとった。
 これらの採火式では、感染の急拡大を受けて無観客、開催時間の短縮などの対応が取られた。関連式典の観覧にオンラインを活用するなどの防止策を取る自治体もある。
 全国から集めた種火は、20日に都内で行われる集火式をへて「パラリンピック聖火」となる。パラリンピック発祥地とされる英国のストークマンデビルで採火された火も一緒になる。20~24日に都内で行われる予定だった公道でのリレーは取りやめとなり、代わりに点火式典を開く。 (C)時事通信社