東京都は12日、新型コロナウイルスワクチンを接種した20~30代の若者に、スマートフォンアプリでポイントやクーポンを付与するキャンペーン事業を行う方針を明らかにした。都内の感染者の約7割は30代以下で、感染拡大の要因となっている。一方、各種調査で若者が接種をためらう傾向にあることから、都は「インセンティブ(動機付け)を与えることでワクチン接種を促進したい」としている。
 都によると、都内在住の20~30代の約340万人が対象になる。接種記録アプリに登録すると、決済アプリなどに協賛企業からポイントやクーポンが届く仕組みを想定。時期や内容の詳細は今後、検討する。都の8月補正予算案に開発費として2億5000万円を計上した。
 都が2~3月に行ったインターネット調査では、ワクチンを「必ず接種する」「おそらく接種する」と答えた割合は65歳以上の高齢者で86.5%だったが、若くなるほど低下し20代は62.0%だった。都はこうした結果も踏まえて、インターネット交流サイト(SNS)などを通じた啓発活動も展開するという。 (C)時事通信社