【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は12日に声明を発表し、新型コロナウイルスの起源に関する再調査をめぐり、各国に政治問題化を避けて生データを含む情報を提供するよう求めた。再調査を拒否している中国を念頭に置いたものとみられる。
 WHOは、再調査で2019年の初期の症例の生データや血清を調べることになると説明。「科学的な理解を進めるため、データへのアクセスは決定的に重要だ」とした上で、データ提供を「政治問題化すべきでない」と強調。イタリアでも同国の協力を得て調査を行っていることを挙げ、「中国を含むすべての国」に、同様の対応をするよう求めた。 (C)時事通信社