時事通信が6~9日に実施した世論調査で、菅内閣の支持率は前月比0.3ポイント減の29.0%だった。不支持率は同1.5ポイント減の48.3%。支持率が2カ月連続で政権維持の「危険水域」とされる20%台となるのは第2次安倍政権以降初めて。
 新型コロナウイルス感染の急拡大が全国に広がる中、政府が収束に向けた有効な対策を打ち出せていないことなどが影響したとみられる。
 政府のコロナ対応を尋ねたところ、「評価しない」が前月比3.9ポイント減の55.2%、「評価する」が同3.0ポイント増の25.7%。「どちらとも言えない・分からない」は19.1%だった。
 ワクチン接種の進捗(しんちょく)に関しては、「遅い」が72.4%で、「順調だ」16.3%を大きく上回った。
 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」が最多の14.1%、「首相を信頼する」6.5%、「誰でも同じ」5.2%と続いた。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」と「リーダーシップがない」が最多の27.1%で並んだ。
 ◇公明が立民を逆転
 政党支持率は自民党が前月比2.3ポイント増の23.7%で、公明党が同2.0ポイント増の4.5%。これに対し、立憲民主党は同0.6ポイント減の3.9%だった。支持率が公明党を下回るのは昨年9月の結党以来3度目。
 以下、日本維新の会2.0%、共産党1.3%、国民民主党0.3%、社民党とれいわ新選組が0.2%。「支持政党なし」は61.4%。
 調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は64.0%。 (C)時事通信社