財務省が18日発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比37.0%増の7兆3564億円だった。増加は5カ月連続。同月としてはリーマン・ショック直前の2008年7月(7兆6245億円)に次ぐ過去2番目の高水準で、米国向けのハイブリッド車などがけん引した。
 輸出額を品目別に見ると、自動車が43.5%増、同部品が60.1%増。鉄鋼も韓国向けが好調で88.3%増加した。国別では、米国向けが自動車関連の伸びが寄与して26.8%増の1兆3841億円となった。中国向けは18.9%増の1兆5807億円で、7月の輸出額としては比較可能な1979年以降で最大。プラスチックや半導体製造装置の輸出が拡大した。
 一方、輸入額は28.5%増の6兆9154億円。価格上昇を背景に原油が2.2倍と大きく伸びた。鉄鉱石は3.1倍。新型コロナウイルスワクチンを含む医薬品も増えた。 (C)時事通信社