東京都の小池百合子知事は19日、「船の科学館」(品川区)の敷地内に設置している新型コロナウイルスの宿泊療養施設について、一部を重症から中等症や軽症に回復した患者を受け入れる病床に転用する方針を明らかにした。都内医療機関の重症者用病床が7割埋まり逼迫(ひっぱく)する中、回復した人を同施設に移し、より症状の重い人が入院できるようにする。
 同施設は日本財団がプレハブで150床分を建設し、都に無償で提供。都は軽症や無症状患者がペット同伴で療養できる施設として昨秋から使っている。今後、酸素濃縮機を導入するなどして回復患者に入ってもらう。
 開始時期や病床数は今後詰める。小池氏は、同日の都議会で自民党の代表質問に対し「近隣の病院とも連携し、患者の受け入れ体制の強化を図る」と述べた。 (C)時事通信社