兵庫県姫路市は20日までに、妊婦とその配偶者などを対象に新型コロナウイルスワクチンを優先接種する方針を決めた。月内にも特別枠を設定して予約受け付けを開始する。感染力の強いデルタ株が流行する「第5波」では、妊婦の感染も急増していることから、市は安心して出産に臨める環境を整備する。
 千葉県柏市では、新型コロナに感染した妊婦が入院先が見つからずに自宅で出産し、新生児が死亡していたことが判明。妊娠後期に感染すると重症化も懸念される妊婦の感染防止が大きな課題となっている。
 兵庫県は20日から緊急事態宣言の対象に加わった。一方、姫路市では必要とするワクチンが国から十分供給されず、11日の受け付けを最後に予約を停止。24日から再開予定だが、希望者が殺到することも想定されるため、妊婦向け特別枠を設定する。 (C)時事通信社