大手自動車メーカーで工場の操業停止が相次いでいる。マツダは半導体部品の不足で海外2工場の操業を停止していることが20日に判明。トヨタ自動車が19日に大規模な生産調整を公表したのに続き、傘下のダイハツ工業も新型コロナウイルス禍による部品供給難を受け、8月下旬から国内4工場で最大17日間の稼働を停止すると発表した。
 マツダは今月、タイ工場で計10日間、メキシコ工場で計9日間、生産を停止する。半導体不足の解消は見通せず、9月以降も生産に影響する恐れがある。中国ではコロナ拡大により、8月前半に5日間、一部工場の稼働を停止していたことも分かった。
 マツダは海外工場停止に伴う生産台数への影響を明らかにしていない。今年度の生産計画には織り込んでいるとして、計画は変更しないという。
 ダイハツはコロナ感染拡大が深刻なマレーシアやベトナムからの部品供給が滞っているとして、滋賀第2工場(滋賀県竜王町)など国内4工場の稼働を停止する。期間は工場によって異なるが、滋賀第2は今月23日から9月27日までのうち、17日間。
 減産台数は、従来の生産規模の25%程度に当たる3万~4万台に上るとみられる。ダイハツは10月以降に生産を挽回したい考えだが、「10月以降も状況が見えていない中、これだけの規模を年度内で取り返すのは難しい」(関係者)との声が出ている。 (C)時事通信社