障害を持つ選手によるスポーツの祭典、東京パラリンピックは24日、東京・国立競技場で午後8時から開会式が無観客で行われる。新型コロナウイルスの影響で、東京五輪とともに史上初の1年延期を経ての開催。国内では感染拡大が収まる見通しが立たず、競技会場のある1都3県全てで緊急事態宣言が発令される中、開幕を迎える。
 東京での開催は1964年以来57年ぶり2度目。同一都市で2度目の夏季パラリンピックが行われるのは初めて。161の国・地域(ロシア選手は個人資格)と難民選手団が参加し、開会式翌日の25日から閉会式が行われる9月5日まで、22競技539種目で熱戦が繰り広げられる予定。
 日本選手は史上最多の254人に上り、全競技に出場。前回のリオデジャネイロ大会でゼロだった金メダルは、20個獲得を目指す。
 日本は五輪同様に男女の旗手を起用する。選手は開会式で、卓球男子の岩渕幸洋(協和キリン)、トライアスロン女子の谷真海(サントリー)両選手に率いられ、入場行進する。
 政府や大会組織委員会などは感染対策のため、東京都、千葉、埼玉、静岡各県の全競技会場を原則無観客とした。一方、希望する自治体や学校の児童生徒を対象とする「学校連携観戦プログラム」は実施する。 (C)時事通信社