全日本空輸は24日、2021年度下半期の事業計画を一部変更すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う旅客需要の減少を受け、当初計画で一日4往復だった羽田―富山を3往復に減らすなど12路線で減便する。観光利用が多い一部の便は傘下の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)に移管し、コロナ収束後の需要の取り込みを目指す。
 減便は羽田―富山のほか、当初の9往復から8往復になる羽田―広島、4往復から2往復に半減する関西―札幌、1往復から0~1往復となる札幌―沖縄、仙台―沖縄など。一方、羽田―札幌は16往復から17往復に増やすなど、3路線で増便する。対象期間は原則10月31日から3月26日まで。
 減便となる12路線のうち、中部空港から札幌と沖縄方面、福岡空港から沖縄方面に飛ぶ路線では計10便をピーチに移す。路線の切り替えで余った航空機は、好調な貨物便や需要回復時の臨時便に充て、機材の有効活用につなげる。 (C)時事通信社