今秋に三重県で開催予定だった国民体育大会と全国障害者スポーツ大会について、主催者の日本スポーツ協会や県などは25日、新型コロナウイルスの感染拡大により中止することで合意した。国体は鹿児島県で予定されていた昨秋も新型コロナの影響で開催を断念しており、中止は2年連続となった。
 三重県の鈴木英敬知事が中止を申し入れ、25日に日本スポーツ協会、日本障がい者スポーツ協会、スポーツ庁とオンラインで協議して決めた。鈴木知事は「断腸の思い、苦渋の決断だった。努力してきた選手、支えてきた指導者らに申し訳なく思う」と述べた。
 三重県が近い将来の延期開催を希望する場合は1カ月以内に申請する必要があり、県などは今後検討する。鹿児島では3年延期され、2023年の開催が決まっている。
 日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長は「知事の判断はやむを得ない。国民の安全と健康を守ることを最優先した」との談話を出した。 (C)時事通信社