財務省は25日、2022年度予算の概算要求で、国債の利払いや償還に充てる国債費を21年度当初予算に比べて6兆4778億円(27.3%)多い30兆2362億円とする方針を固めた。新型コロナウイルス感染対策で国債発行残高が増加したため。要求額としては16年度の26兆543億円を上回り、過去最大となる。
 国債費を含む財務省の概算要求総額は、21年度当初予算比25.5%増の32兆396億円。コロナ禍で打撃を受けた中小企業への支援強化のため、日本政策金融公庫の財務基盤強化などに367億円を要求する。一方、21年度当初予算に5兆円を計上した新型コロナ対策の予備費については、予算額を示さない「事項要求」とする。 (C)時事通信社