政府は26日公表した8月の月例経済報告で、景気の全体判断を「持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している」に3カ月連続で据え置いた。ただ、感染力の強いデルタ株が猛威を振るい新型コロナウイルス禍の収束が見通せない中、景気の先行きについて「感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要がある」と強い警戒感を示した。
 先行きの「下振れリスク」を指摘するのは、3度目の緊急事態宣言が発令中だった5月報告以来3カ月ぶり。記者会見した西村康稔経済財政担当相は「(コロナ)感染を短期間で抑えて経済を早く回復させたい」と強調した。 (C)時事通信社