防衛省は、岸信夫防衛相と太平洋島しょ国の国防相による会合を、9月上旬にもオンラインで開く方向で調整に入った。当初は昨年4月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。太平洋地域で影響力を強める中国をけん制する狙いがある。複数の関係者が26日、明らかにした。
 パプアニューギニア、フィジー、トンガの国防相に加え、太平洋地域と関係が深い米国やオーストラリアなどの政府関係者も参加する予定。防衛省が多国間の閣僚級会合を主催するのは初めて。
 会合では、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた連携を確認するほか、島しょ国への影響が大きい気候変動問題や、新型コロナ対策などを議論する見通し。共同声明の発出も検討している。 (C)時事通信社