天皇ご一家がお住まいの赤坂御所(東京都港区)から皇居・新御所へ引っ越しをされる9月の作業期間中の滞在先として、皇居・宮殿が検討されていることが27日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルス感染症対策で、地方への移動を伴わない異例の対応を取るという。
 引っ越し作業は、東京パラリンピック終了後の9月6日から10日間行われる。宮殿は重要な儀式や行事に使われる建物で、天皇や皇族の宿泊施設として想定されていない。
 当初、那須御用邸(栃木県)で検討が進められていた。1993年に上皇ご夫妻が赤坂御所から皇居に移った際は、葉山御用邸(神奈川県)に滞在した。
 ご一家は同15日から新御所での生活を始める予定。 (C)時事通信社