【台北時事】日本から台湾に新型コロナウイルスワクチンが無償提供されたことへの返礼として、台湾の企業が124万枚の医療用マスクを日本に寄贈した。贈呈式が27日、日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)で行われた。
 日本からは3回に分けて計約334万回分の英アストラゼネカ製ワクチンが贈られたが、6月4日の1回目が124万回分だったことから、マスクも同数とした。
 マスクを寄贈したのは、不織布メーカー大手の易廷企業(桃園市)。同社のトップはあいさつで、「日本は、台湾が最も危機的な時に救いの手を差し伸べてくれた」と謝意を表すとともに、新型コロナの感染がなお深刻な日本にエールを送った。
 贈呈式には、東京五輪のバドミントン男子ダブルスで金メダルを獲得し、一躍人気者になった李洋、王斉麟の両選手が特別ゲストとして出席。両選手は、コロナ禍のさなかに五輪を開催した日本側の尽力にも謝意を述べた。 (C)時事通信社