【北京時事】中国国家衛生健康委員会医薬衛生科技発展研究センターの鄭忠偉主任は27日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの効果を高めるため追加でワクチンを打つ「ブースター接種」について、空港や指定病院などで働く感染リスクの高い人を対象に行う可能性を明らかにした。全国民を対象とした追加接種に関しては、「さらに検討が必要」と慎重な姿勢を示した。
 同委によると、中国のワクチン接種実績は26日までに累計20億回を超え、人口の6割以上に当たる約9億人が2回の接種を終えた。ただ、7月下旬以降拡散したデルタ株に、約1カ月間で約1400人が感染。ワクチン接種から既に6カ月が経過した国民も多く、追加接種の可否に関心が集まっていた。 (C)時事通信社