厚生労働省と文部科学省は27日、大学医学部の入学定員に将来、特定分野の医師として従事することを求める診療科指定枠を設ける方針を決めた。同日の医師需給に関する有識者検討会で提示し、了承された。2023年から導入され、自治体などの要望に応じて大学側が診療科を指定。新型コロナウイルスの感染拡大により必要性が増す救急科や総合診療科などが想定されるという。
 文科省によると、21年度の医学部定員は計9357人。一般枠のほか、卒業後に地域で一定期間の勤務を求める「地域枠」(888人)や、歯学部から医学部に定員を振り替えた「歯学部振替枠」(44人)などがある。厚労・文科両省は歯学部振替枠を廃止した上で、地域枠の中に診療科指定枠を設ける。 (C)時事通信社