新型コロナウイルス患者を受け入れている医療法人「友愛会」(大阪市)が26日、大阪地裁へ民事再生法の適用を申請した。帝国データバンクが27日発表した。負債額は約52億円。コロナ患者受け入れによる外来患者数の減少で経営が悪化した。帝国データによると、コロナ入院患者を受け入れている医療法人の倒産は全国で初めて。
 友愛会は、1938年に開設した地域の中核病院「松本病院」(同)を運営している。
 新病棟開設に伴う投資などが重荷となり資金繰りが悪化する中、昨年12月には看護職員や入院患者らが新型コロナに感染したことが判明し外来患者数が大きく減少。さらに今年1月からのコロナ軽症・中等症患者の受け入れで外来患者数が一段と落ち込み、経営に行き詰まった。今後はスポンサーの支援を受けて再建を目指す。 (C)時事通信社