【ワシントン時事】米国家情報長官室は27日、新型コロナウイルスの起源に関する追加調査結果の概要を発表した。それによると「評価を下すのに十分な証拠がない」ため、発生起源や感染経路について明確な結論には至らなかった。
 追加調査は5月、バイデン大統領が情報機関に指示。調査概要は「感染拡大初期の臨床試料や疫学データが不足」しており、結論を得るには中国政府の協力が必要だと指摘した。
 報告を受けバイデン氏は27日、声明で「犠牲者が増えているにもかかわらず、中国は透明性を求める声を拒絶し続けている」と強調。「世界中の同志国と共に情報提供の圧力をかけ続ける」と述べ、今後も感染拡大の原因追究を継続する考えを示した。 (C)時事通信社