自民党の石破茂元幹事長は28日、鳥取県倉吉市で講演し、新型コロナウイルス対策を議論する臨時国会を早急に召集すべきだとした上で、「やらないということであれば、それを受けて自分がどうすべきかよく考えなければならない。うそやまやかしのない政治をやりたい」と述べた。国会が召集されなければ、9月の総裁選への出馬を検討することを示唆した発言だ。
 立憲民主党は総裁選前の臨時国会召集を求めており、自民党は週明けにも召集の可否を野党に回答する方針。石破氏は「臨時国会を開いて法律や予算を作って、衆院を解散して国民に信を問うのがあるべき姿だ。自民党の中に『そうだ、そうだ』と言う人がほとんどいないのはおかしい」と語った。
 石破氏は当初、総裁選出馬に慎重な姿勢を見せていたが、総裁選日程決定後は「出るにせよ出ないにせよ、まだ時間はある」と記者団に語るなど、姿勢を変化させている。 (C)時事通信社