田村憲久厚生労働相は29日午前のNHK番組で、9月12日に期限を迎える新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の解除について、新規感染者数で考えた場合、東京都などは「現状を見るとかなり難しい」と指摘した。田村氏は病床使用率を抑えるため、臨時の医療施設を含む病床の確保増が「非常に重要になってくる」と話した。
 厚労省は都道府県などに臨時の医療施設の設置検討を要請している。田村氏は感染動向を見つつ、「ある程度いつでも(施設を)動かせるようにしておいて、対応できるような態勢をとることに早急に努めていかないといけない」と述べた。
 米モデルナ製のワクチンをめぐり、異物が混入した製品と同時期に製造されたものを接種した男性2人が接種後死亡したことを受け、田村氏は「今回どういう状況で亡くなったのか、因果関係も含め、しっかりと専門家に評価してほしい」と語った。 (C)時事通信社