千葉県の熊谷俊人知事は30日、臨時記者会見を開き、東京パラリンピックで実施されている児童生徒向けの学校連携観戦プログラムを中止すると発表した。競技会場に生徒を引率した教員2人の感染が判明したことを受け、熊谷氏は「感染リスクは高くないという考え方に変わりないが、保護者の不安を払拭(ふっしょく)し、安心してもらう対策をさらに実施するのは困難」と述べた。
 千葉市教育委員会が29日、市立中学校教員2人の感染を発表。感染経路は分からないが、熊谷氏は「(もともと観戦参加の)直前キャンセルが多い。そういう中での教員感染で、保護者はさらに不安に思う」と説明。「安心して子供を送り出せない以上、こだわるべきではない」と強調した。 (C)時事通信社