厚生労働省は30日、群馬県の大規模接種会場で米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンから見つかった異物は、ゴム片の可能性が高いとの調査結果を明らかにした。有効性や安全性に問題はなく、同じ製造番号のワクチン接種を見合わせる必要はないとしている。
 武田薬品工業の調査で、製造過程でゴム栓の破片のような物が入り込んだ可能性が指摘された。同省によると、同じ事例が国内外でまれに報告され、10万本に1本の確率という。
 また、厚労省は東京都内で異物が4件見つかったと明らかにした。いずれも同じ製造番号だが、沖縄県と同じく接種準備で注射針を刺した際にゴム栓が削られた可能性が考えられるという。
 モデルナ製ワクチンをめぐっては、金属とみられる異物が見つかり、同時期製造の約163万回分の使用が見合わされた。 (C)時事通信社