若田部昌澄日銀副総裁は1日記者会見し、新型コロナウイルス変異株の感染が拡大している国内の景気について「下振れリスクがあり、回復時期がずれ込んでいる」と述べた。その上で「景気が底割れするようなら当然、政策対応も考える」と語り、状況次第で追加金融緩和も排除しない考えを示した。
 若田部氏は「以前はワクチン接種が進むことで経済が回復する道筋を描いていた」と説明。ただ、「(感染問題の)帰すうは不確実な状況で、経済は下押し圧力が続く」と述べ、想定よりも景気の持ち直しが遅れていると分析した。 (C)時事通信社