政府は1日、東京都と大阪府で自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、今月25日ごろまで延ばしていた設置期間を2カ月程度再延長する調整に入った。複数の関係者が明らかにした。遅れている若年層への接種を後押しする考えで、近く正式決定する。
 当初の設置期間は5月24日から3カ月の予定で、1カ月延長されていた。再度の延長により、11月末ごろまでとなる。
 接種体制は1日当たり、東京で1万人、大阪で5000人を維持し、現在18歳以上としている対象年齢は当面維持するが、使用する米モデルナ製のワクチンが12歳以上となっているため、今後引き下げも検討する。
 モデルナ製は、初回接種から2回目までに4週間の間隔が必要となる。このため、同じ会場で2回の接種が可能となるよう、延長幅は2カ月程度とする。政府は、東京都が渋谷区に開設した若者向けのワクチン接種会場に希望者が殺到したことなどを踏まえ、国の接種センターも延長する必要があると判断した。
 東京、大阪両会場では今月下旬までの予約枠として計3万回程度の余裕があり、政府はこの枠を10~30代の若者専用とすることも検討している。 (C)時事通信社