兵庫県尼崎市教育委員会は1日、市立小学校の教諭が新型コロナウイルスに感染したことを学校に報告せず、陽性判明から5日後に出勤して授業を行っていたと発表した。
 市教委によると、教諭は8月25日、発熱のため医療機関を受診。検査でコロナ陽性が確定したが学校には報告せず、翌日以降、「鼻水が出ている」と伝えて休んでいた。始業式があった30日に「体調が戻った」として出勤し、担当するクラスで児童らに授業を行った。
 同日夕に管轄の保健所から市教委に連絡があり、学校が事実を把握。教諭はマスクを着けていたため、市は校内に濃厚接触者はいないとしているが、3日まで臨時休校して児童や教職員ら計約40人のPCR検査をする。
 市教委は「通達に違反し、感染拡大防止対策をないがしろにした問題行動だ」として、改めて学校で感染者が出た場合の対応を周知徹底する。白畑優教育長は「教育公務員としてあるまじき行動。事実関係を確認した上で厳正に対処する」とのコメントを発表した。 (C)時事通信社