東京都の小池百合子知事は3日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの自宅療養者を受け入れて酸素投与を行う「酸素ステーション」のうち、軽症者向けの3施設で、新たに重症化予防のための「抗体カクテル療法」を実施すると発表した。小池知事は「(新型コロナ対策の)特別措置法に明記されている臨時の医療施設の役割を果たしていく」と説明した。
 抗体カクテル療法を導入するのは、「都民の城」(渋谷区)に8月開設した同ステーションに加え、築地市場跡地(中央区)と味の素スタジアム(調布市)内に設置予定の2施設。いずれも軽症者を対象に受け入れる。
 都内医療機関からは、今月3日時点で1032人への同療法の実施が報告され、うち75%が軽快に向かい、死亡例はゼロだという。 (C)時事通信社