【北京時事】中国税関総署が7日発表した8月の貿易統計によると、輸出は前年同月比25.6%増加した。伸び率は前月を上回り、2カ月ぶりに加速。新型コロナウイルスワクチンの世界的な普及に伴う堅調な外需に支えられた。
 市場予想は国内でのコロナ感染再拡大などの影響で輸出入ともに伸び率の鈍化を見込んでいたが、輸入も33.1%増と加速しており、中国経済の底堅さが示された。貿易黒字は583億ドル(約6兆4000億円)となり、前月を上回った。
 米国との貿易は輸出入とも2桁の増加。対米黒字は377億ドルに達し、昨年11月(374億ドル)を抜いて過去最高を更新した。米中間の貿易不均衡の是正が進んでいない状況が改めて浮き彫りになった。 (C)時事通信社