【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、理事会後にオンラインで記者会見し、新型コロナウイルス下で今夏に実施された東京五輪について、「安全だったと言える」との認識を示した。同会長は、五輪選手らと外部を極力遮断する「バブル方式」で、内部から日本国内に感染が広がった兆候は全くないと述べ、「(自らの主張は)科学的な証拠に基づいている」と語った。
 東京大会は感染対策により、ほぼ無観客で実施された。来年2月に迫る北京冬季五輪に向け、バッハ会長は「東京で得られた最も重要な点は、パンデミック(世界的流行)の中で安全な大会を開催できるという自信と証明だ」と述べ、実施への意欲を強調。北京五輪の観客数については、「東京大会と同様の原則に従い、当局の決断を受け入れる」と話した。 
 東京五輪・パラリンピックに出場したアフガニスタン出身の選手が現在、政情不安が続く母国以外に滞在し、IOCが支援していることも明かした。(C)時事通信社