トヨタ自動車が、伝統の社内駅伝大会を2年連続で中止することが10日、明らかになった。例年12月に国内外の従業員、家族ら3万人超を集めて開く重要な社内行事だが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、労働争議で社内が混乱した1950年以来70年ぶりに中止。今年もコロナ禍が収まる兆しが見えないため、開催は難しいと判断した。既に従業員には告知したという。
 駅伝大会は47年、従業員の一体感を育む狙いで始まった。近年の大会は、毎年12月の第1日曜日に同社の総合スポーツ施設「トヨタスポーツセンター」(愛知県豊田市)で開いている。
 一昨年の大会には国内、海外の拠点から選抜された566チームが参加。来場者は約3万5000人と過去最高を記録した。開会式では豊田章男社長があいさつし、エールを送った。 (C)時事通信社