【シンガポール時事】中国の王毅国務委員兼外相は14日、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談し、新型コロナウイルス対応などで協力を深めることを確認した。王氏は今回、ベトナム、カンボジア、シンガポールなどを歴訪。米国に対抗し、これまで中国が築いてきた強い存在感を誇示する狙いもあるとみられている。
 米国のトランプ前政権が東南アジアを軽視する中、中国は影響力を拡大。バイデン政権は政府要人を派遣し、関係の再構築に取り組んできた。ハリス副大統領も8月にシンガポールで演説し、中国は南シナ海の領有権を奪おうと「威圧、威嚇行為を続けている」と非難した。 (C)時事通信社