財務省が16日発表した8月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6354億円の赤字だった。赤字は3カ月ぶりで、赤字幅は2020年5月(8568億円)以来の大きさ。原油など資源価格の高騰が響いた。
 輸出額は前年同月比26.2%増の6兆6058億円と、6カ月連続で増加。輸出額を品目別に見ると、鉄鋼が83.6%増、半導体製造装置が34.3%増。一方、東南アジアからの部品供給不足に伴う減産の影響で、自動車は米国や欧州連合(EU)向けなどが減少した。 (C)時事通信社