東京都は16日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開催した。新規感染者は8月下旬から減少し続けているものの、10歳未満の割合が拡大。専門家は今冬に向けた感染再拡大に懸念を示し、「感染者数を十分に抑える必要がある」と指摘した。
 都内の15日時点の新規感染者(7日間平均)は1095.1人と1週間前に比べ45%減少。入院患者は3097人(前週比911人減)、都基準の重症患者は198人(同54人減)となった。自宅療養者は5971人と前週から半減したが、30代1人を含む9人が亡くなった。
 9月7~13日の感染者全体に占める10歳未満の割合は9.5%。7月27日~8月2日には3.6%だったが、6週連続で増加し、10代の9.7%にほぼ並んだ。65歳以上の高齢者も6.9%と、上昇傾向が続いている。
 国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏は「依然として感染者数は高い水準で、増加に転じれば再び危機的状況になる」と強調。学校や高齢者施設などでの感染対策の徹底を求めた。 (C)時事通信社