【モスクワ時事】ロシア下院選(定数450、任期5年)の投票が17日、始まった。新型コロナウイルスの感染防止名目で投票は3日間行われ、19日の投票締め切り後に開票される。プーチン政権与党「統一ロシア」の支持率は低迷しているが、反体制派などの対抗勢力は選挙から排除されており、与党勝利が確実視されている。
 経済停滞などで国民の与党に対する不満は高まっており、かつて50%を超えていた統一ロシアの支持率は30%を下回る。しかし、政権批判の急先鋒(せんぽう)である反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は今年1月にドイツから帰国後に拘束され、収監中。同氏の団体は6月に「過激派組織」に認定され、関係者の出馬は不可能になっており、与党を脅かす勢力が不在だ。 (C)時事通信社