【サンパウロ時事】国連総会出席のため19日に米ニューヨーク市入りしたブラジルのボルソナロ大統領が、最初のディナーにピザを選び、閣僚らと共に歩道上で立ったまま頬張った。同市では店内飲食には新型コロナウイルスのワクチン接種証明が必要で、新型コロナを軽視して接種していない同氏は入れない。
 随行したラモス大統領府・事務総局長官は、レストランの外で、リラックスした様子でピザを楽しむボルソナロ氏一行の写真をツイッターに投稿。「ニューヨークでの豪華な夕食」とメッセージを添えた。市は13日から、店内飲食や娯楽施設入店の際には、客に接種証明書の提示を義務付けている。
 ブラジルでは公の場でのマスク着用義務を堂々と破るボルソナロ氏は、ワクチンについて「(国民)全員が接種してから自分の将来を決める」と様子見を公言。ニューヨークでは窮屈な思いをしそうだが、地元メディアによると、20日には早速注意書きを無視して宿泊ホテルのレストランで朝食を取るなど、異国でも「ボルソナロ流」を貫くようだ。 (C)時事通信社