【ハノイ時事】ベトナムの首都ハノイ市は21日、新型コロナウイルスの流行を防ぐために実施してきた不要不急の外出禁止措置などを原則解除した。市人民委員会は新型コロナの感染拡大リスクが高まった7月下旬以降、市民の移動を厳格に制限。買い物など本当に必要な場合以外に外出した市民に罰金を科した。
 市人民委は新型コロナの封じ込め策として、大規模な新型コロナ検査とワクチン接種も展開。これまでに18歳以上の市民約94%が1回目の接種を終えた。一時、平均で1日70人を超えた新規感染者数は、20日には9人に減少し、「基本的に感染(拡大)を抑え込んだ」と判断した。
 飲食店の営業は持ち帰りサービスが認められ、理髪店も再開された。企業は出勤する従業員数を全体の半分に抑制し、事業活動を進める。タクシーを含めた公共交通機関は引き続き運休となる。 (C)時事通信社