【ニューヨーク時事】国連加盟国の首脳らが内外の重要課題に対して意思を表明する国連総会の一般討論演説が21日、始まった。グテレス事務総長は冒頭、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)などを経て、世界にはかつてないほどの分断があるとして、先進国と途上国、世代間の格差など「『六つの渓谷』に今こそ橋を懸けなければならない」と訴えた。
 グテレス氏は「『世界は目覚めなければならない』と警告するためにここにいる」と切り出し、新型コロナワクチン普及の偏りや政情不安な国での人権状況の悪化、気候変動の地球への影響など「世界はかつてないほどの脅威にさらされ、分断を抱えている」と主張。平和、気候、貧富、ジェンダー、デジタル、世代の6分野で広がる格差を埋める取り組みを促した。 (C)時事通信社