【ワシントン時事】米政府は22日、途上国の新型コロナウイルス対策を支援するため、米ファイザー製のワクチン5億回分を追加購入する方針を表明した。バイデン大統領は同日、開催中の国連総会に合わせ、関係国・機関によるオンライン首脳会議を主催。世界規模での新型コロナ対応を主導していく決意だ。
 オンライン首脳会議には欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長やジョンソン英首相、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長らが出席。ホワイトハウスから参加したバイデン氏は、コロナ禍に「全員が総力を挙げて取り組まなければならない」と述べ、民間企業やNGOなどと連携して対応する必要性を訴えた。来年1~3月に第2回の首脳会議を開く意向も示した。
 米当局者によると、追加購入分は来年1月から低所得国に供給する。米国は6月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、ファイザー製ワクチン5億回分の購入を発表。それ以前に調達した分などを含め、計11億回分を各国に提供することになる。 (C)時事通信社