【ニューヨーク時事】ニューヨークの国連本部で21日、各国首脳らによる国連総会の一般討論演説が始まった。昨年は新型コロナウイルスの影響でビデオ演説を強いられたが、今年は最終日の27日までに、加盟193カ国のうち100カ国以上の元首や首相らが集まる。出席可能人数や取材などに制限が残るが、2年ぶりの対面開催で、国連を舞台にした活発な外交が戻ってきた。
 厳重な警備が敷かれたこの日、各国代表が続々と集結。午前10時ごろにバイデン米大統領が登壇すると、議場は対人距離を保ちながらも久しぶりに大勢の人で埋まった。バイデン氏の口から直接「外交の新時代だ」と語られた後、代表らは2国間会談などにまい進。グテレス国連事務総長も絶え間なく首脳らと会談した。
 ブリンケン米国務長官もブラジルのフランサ外相と会談。ブリンケン氏が「何度も電話で話す機会はあったがやっと会えた」と声を掛けると、フランサ氏も「直接会えてうれしい」と応じた。
 ノルウェーのエーリクセン・スールアイデ外相は20日、ツイッターで、コロナ対応や気候変動、アフガニスタン情勢が主要議題となる中、「物理的に集まることが間違いなく今求められている」と語った。
 茂木敏充外相も22日にニューヨーク入りし、日米韓会談や2国間会談などを予定している。 (C)時事通信社